コーヒー味の素ラーメンという何とも奇妙なメニューに惹かれて注文。濃いめのスープに薄っすらインスタントのコーヒーでも溶かしてるのかと思いきや大違い。注文ごとに豆から挽いてしっかりと抽出したコーヒーをスープに合わせているようだ。一口飲むと苦味が感じられるしっかりとしたコーヒーの味。ベースのスープはおそらく醤油味のあっさり系で見事に融合されている印象。今までに体感したことのない味であり、一口飲むたびに印象が変わる不思議な味。麺は中細の縮れ麺でごく普通のもの。具も一切無しと潔い。コーヒースープを味わってもらうためだと思うが、やはり物足りなさを感じて飽きてしまう。小ライスが付いてきてこれにスープをかけて食べるよう勧められる。食感こそ変われど味は同じ。唯一、ライスの上に乗っていた黒い漬物と揚げネギを会えたようなものが塩気がありアクセントになっていた。斬新な一杯で話題性はあるが、一度食べれば十分な印象。 青葉台の駅から真っ直ぐに直進、結構進んだあたりの立地。外観、店内ともに昭和レトロな感じの作り。常連客が多く、店主と大きな声で会話をしていたのが気になった。 |