名前からして鶏と魚介のアッサリ系を想像していたが、少し異なる。一口目は返しの醤油味が強く感じられたが、食べ進むと鶏の旨味が強く効いてなれてくる。魚介も節系では無くてたぶん昆布のじんわりとした風味を感じる。麺は中細のストレート麺。かなりしっかりと芯が残る湯で加減がとても好み。噛むとしっかりと粉の風味も感じられる。中盛りが無料なのも嬉しいところ。肉は鶏チャーシュー。醤油系の少し控えめの味付けでなかなかうまい。メンマは極太のが3本。甘みのあるいい味付けで、柔らかくて筋っぽくなくて食べやすい。薬味としては、微塵に切られて胡麻油的なので和えられたネギと、普通の輪切りのネギ、カイワレが少々。デフォルトでこの内容はなかなか良い。ありそうでなかなか無い、安心して食べられるレベルの高い正当派の一杯だ。 店内は縦に続くカウンター席で席の後ろがちょっと狭い。店員は4人いたが、みんな今時っぽい若い男性。見た目の割にはとても丁寧な接客が印象的。昼前の訪問時は8割ほどの客の入りだったが、食べ終わって退店した時は外に5人ほどの列ができていた。近隣はラーメン屋が多い激戦区だが、2009年9月オープンながらも早くも人気店となっているようだ。 |