超純水という特別な水を使用して水出しで取られたスープは、鰹と昆布だけで動物系は使用していないという。主流の豚骨魚介とは真逆のアッサリスープ。この手のスープは鶏ガラでアッサリしているタイプはあるが、動物系も全く使っていないというのは驚き。それでも物足りなさはなく、ドンドンと食べ進められる。容器の端には途中で味を変えられるという醤油ジュレが添えられている。後半いれてみたが、かなりしょっぱくてせっかくのいい風味が醤油味だけで支配されていまった。個人的にはこれは要らない。
麺は細ストレート麺。つけ麺といえば太麺というイメージだか、このスープには断然細麺が合う。スープと良く絡み、スルスルといただける。麺の上には柚子風味の液体もかかっており、スープに付けずに単体で食べても美味しい。麺の細さと容器の形状から麺同士がくっついて食べにくいのは残念。
具はパサパサで薄い塩味の鶏胸肉っぽいのと芽ネギ的なもののみ。寂しいが、麺とスープだけを楽しむと割り切ってしまえばまあ良いか。ちなみに追加トッピングは、キャビアや仔羊の骨付きステーキなどでとても高価で全部乗せが5000円という考えられない値段。1番安くてうずらの卵の味玉が6個で300円。
スープ割りはないが最後はスープを飲み干せた。サッパリと食べれて連食の2杯めには調度いい感じだが、これだけだと量的には物足りない。
行列の接客担当はドゥエイタリアンの店員のようで、綺麗目の格好で他店舗とかなり感じが違うのが印象的。
ロックンロールワンの店主は常に麺上げを担当していたようで、いつものポーズで湯切りをしていた。店舗の写真を撮っていたらカメラ目線でこちらを向いてくれた。 |