広島風のつけ麺で冷たくて辛いスープに細麺という通常のつけ麺とはかなり異なるタイプ。つけ汁の辛さは好みで何倍かに調節が出来て、通常は2倍だというので2倍で注文。ベースの味は若干酸味のある醤油味で冷やし中華に近い感じの味。そこに辛味のある秘伝のタレとたっぷりの白ゴマが入る。辛いのが得意でない私にとっても2倍だと辛さはほとんど感じられない。デフォルトの倍率をもっと上げるべきでは、と思った。でも味の方は悪くなく、サッパリとしていて辛さも食欲をそそり、ゴマの風味もいい感じ。麺は細麺でしっかりとコシがあり、なかなか良い。つけ麺で細麺は珍しいが、このスープにはこの細麺だろうな。トッピングのネギやキュウリと一緒につけ汁につけるとつけ汁ともよく絡んでしっかりと味が味わえる。ただ量が結構少なめなのが残念。その分、具沢山で白髪ネギ、キュウリ、キャベツ、刻み海苔、チャーシュー2枚がデフォルトで乗り、ランチセットとして半熟玉子とオニギリが+50円でつく。デフォルトの値段は高く感じるがランチセットは結構お得。最近は野菜が高いのでこれだけ野菜が多いのは結構ありがたいし、女性にも人気が出そうな見た目だ。あとオニギリは普通の塩むすびなんだが、これが何故かとてもうまい。麺のボリュームが少ない分はこれでカバーできるので良い。他のメニューはピリ辛味噌つけ麺や中華そばもあったので機会があったら再訪してみたい。 広島で多数の店舗を展開しているチェーン店らしく、2007年6月に六本木店をオープン。六本木交差点の程近い、とてもいい立地にあるのだが、店舗が2階のためいまいち目立たないのがもったいない。店内はテーブル席とカウンター席でかなり広く、昭和っぽいレトロ感のある内装。日曜の昼時の13時頃に訪問したが客は2組のみで、店員も1人だけでガラーンとしていた。今後がちょっと心配。 |