主流の豚骨魚介系スープ。しっかりとした動物系のコクが出ているがしつこくはない。鶏が多めに使われているのかもしれない。そこにかなり強めの魚介系、プラス魚粉の旨みが加わる。濃厚だがしつこすぎずないバランスの良いスープだが、油が多くて熱々で食べにくいのがちょっと難点。麺は自家製の太麺。加水率は多めでツルッとした食感。適度なモッチリ感がスープの濃厚さとよくあっている。チャーシューは小さくて薄め、味も特にインパクト無し。メンマはクニュッとした良い食感で味付けも甘い系で結構好み。味玉は小振りで味付けは薄めだが、丁度良い半熟加減。デフォルトで半分入っているのは見た目も綺麗だし嬉しい。上に乗った水菜はサッパリとしていい感じ。ネギは大きめに切られていて、シャキシャキとした食感がなかなか良い。このスープになら玉葱でも合いそうな気がする。立地や値段なども総合的に考えると、なかなか満足度の高い一杯といえるだろう。 六本木のドンキホーテの向かいのビル、半地下に2009年7月27日にオープン。近代的な概観とアンマッチな綺麗な機の看板がかっこいい。店内は細長いU字型のカウンターで牛丼屋式。店員は店主らしき男性が厨房の奥で調理し、日本語がおぼつかない外国人女性が接客。共に元気が良くてしっかりとした接客の印象。ラーメンが完成した返事として女性店員が発する「押忍!」の掛け声が微笑ましい。 |