並んでいる間に調理風景が見えたが、返しとスープは別では無く、寸胴に完成系のスープが入っている。鶏ガラスープのシンプルな醤油味は、極端に科調が強いわけでは無く、袋入りのインスタント麺にありがちなタイプで食べやすくはある。
麺は中細の縮れ麺。コシはあまり無くどこにでもある一般的な中華麺。ボトっと丼内に落とされた上にスープを入れているだけで全くほぐされておらず、固まっていて非常に食べにくい。
チャーシューはまん丸に整形されており作られた感満載だが、しっかりと肉の旨味も残り適度な塩気と食感がなかなかいい。チャーシュー麺というだけあり大きくて厚めなのが2枚で食べ応えもある。まあ、ノーマルのラーメンはないのだが。対象的にメンマは存在感のないものが2本のみ。あとは柔らかく茹でられたほうれん草で彩りとスペース埋めされている。
夢の国でこラーメンはどんなもんかと期待していたが、なんてことはない学食やファミレス系の一杯。せめて丸いチャーシューを3つ並べてあの形を表現するなど、見た目でのラーメンしさでも出ていれば良いのにと思えた。
東京ディズニーランド内の店舗で他の飲食店と比べると比較的安価なこともあり、なかなかの人気で行列が出来ている。レジにて先に注文し、バイキングのような感じで受け取るシステム。席は室内と外席がありで結構な席数がある。室内はまだ良いが外の席は値段に見合わずひどい。
|