名前のとおり煮干が濃く出たスープだが嫌なエグミがなくバランスの良い味。ラーメンなのに珍しくスープ割と同様の割りスープが提供される。これはアッサリ目のスープで後半に味を調節することが出来、最後まで飽きずに食べられる。この割りスープがあるのなら最初のスープはもっと濃くて良かったかも。麺は加水率が多めの縮れた中細麺。かなり固めにゆだれており、スープの中で固まっている箇所もあった。麺単体としてはちょっと印象に弱い。ムッチリ系の太麺か、低加水の粉っぽい麺でスープに負けないくらいのインパクトが欲しかった。チャーシューは肉厚で柔らかく、なかなかうまい。メンマはコリコリ系で味は薄い。珍しい具として茹でた青梗菜が一枚丸々乗るが、大きくて噛み切れずあんまりスープに合うとは思えない。 2003年に閉店していて2010年2月に復活したという店。全面ガラス張りで日差しが差し込み明るいが、店内は狭くダンボールなどで雑然としているのが残念。食券機の場所、待ち客用の椅子などの配置が悪く、どう待っていれば良いか戸惑う。また席数も少なく非常に回転が遅かったのが気になった。 |