透き通った綺麗なスープ。鶏の旨味がしっかりと感じられ、シンプルな塩味で綺麗にまとめられている。
麺は中細のストレート。大盛りが無料だというので大盛に。これが失敗だったのか、麺がほぐれておらず固まっている。麺が特別多いわけではないのだが、器の形状が横に広がるようになっているため、明らかに許容量をオーバーしている。麺自体は硬めで粉感が残り好きなタイプなのでもったいない。
具はチャーシュー3つ、味玉半分、水菜、ネギ、海苔とデフォルトで、なかなか豪華。チャーシューはチーズを巻いた蒸し鶏的なもの。とても珍しいがチーズ自体が特に美味しいわけでなく、肉の塩気もとても薄くていまいち。味玉はトロトロのゼリー状の半熟で味もしっかりしていて良い。水菜とネギは切り方が大きいのと量が多いのとで、薬味を通り越して主張がありすぎ、エグミを感じた。
トータルするとせっかくのスープの良さを他がかき消して、バランスを崩してしまってもったいない、という印象が残ってしまう一杯。
2014年1月にオープンだが内装は年季のある感じでどこかの居抜きのようだ。スタッフはホールに接客の中年の女性と厨房内に店主らしき男性。遠くで聞こえる私語が少々多いのが気になった。
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