さらっとした醤油味に強めの酸味が利いて、何種類かのスパイスが調合された辛さが目立つスープ。一般的な唐辛子の辛さとは違い、ただ辛いだけではないので辛いものが苦手な私にとっても大丈夫だった。他ではなかなか見られないかなり独特なタイプのスープだ。麺は平打ちの多加水麺でつるっとした食感としっかりとした歯応えがなかなかいい。見た目はかなり大盛りに見えるが、丼の下に水切りようのすのこが敷いてあり、量は170gとつけ麺にしては少なめ。食べ終わった後にちょっと食い足りなさが残る。肉は脂身が多いがほろりと柔らかい煮込みタイプのチャーシュー。味は薄めながらもしっかりと肉のうまさを感じられてうまい。メンマもしっかりとした味でなかなかうまい。あとほうれん草が非常にすっきり感を持たせてくれていい感じ。追加の味玉はゼリー状の半熟だがあまり味は染みておらずちょっと期待はずれ。スープ割りは魚介風味のダシでわられて提供される。だが辛味が強くてダシ自体の旨みをはっきりとは味わえなかった。そして、直接飲むとやはり刺激的な辛さ。でもどこか引き付けられる味でスープ割りも完飲。 日曜の昼訪問で8人ほどの行列。これ位の列なら15分くらいかなと思って待っていると並んで45分くらい、着席してから10分くらい待たされた。店はカウンター席が5席と非常に狭く、店主一人で作っているというのでしょうがないかも知れないが、あまりにも回転が悪すぎ。ただクラブのママ風な接客担当の奥さん(?)はとても低姿勢で好感触。 |