野菜の旨味たっぷりの優しい飲み口のスープ。いわゆる町の中華料理屋のラーメンと甘く見ていたが、しっかりとした味の構成に驚く。
麺はなぜこれ?と思える極細麺。ちょい固の茹で加減でコシもあり、麺単体としては良いのだがこのスープにはどうしても合うとは思えない。やはり太麺を求めたい。
野菜はモヤシ、キャベツ、タマネギ、ニンジンといった構成。モヤシは少し火が入りすぎでシャキシャキとした食感は無くなっている。逆にニンジンは少し硬くて苦味が感じられた。野菜の他に豚肉も少々。
思いがけず出会えた老舗の味に満足。
水天宮前から人けのない小道に入ったところにある創業は昭和3年という超老舗の中華屋。寡黙な年配の店主が調理、その娘さんらしき2名が接客。テレビがついている家庭的な雰囲気。 |