つけ汁の器がIHヒーターに乗って提供され冷めない工夫がされた変わったスタイル。といってもオリジナルではなく某店の二番煎じ。せっかく冷めない工夫がされているのに元の温度がぬるくて、最初から温めなおさなければならない。IHヒーターのおかげでずっと温かいつけ汁を楽しめるが、温度の調整が難しくて熱すぎくなって食べにくくもある。肝心のスープの味の方は、流行の豚骨魚介とは少し異なり濃度は薄めでサラリとしている。だがしっかりと旨みも感じられるが少し辛味が強すぎるきもする。麺はつけ麺にしては細めのカネジン食品の中太麺。硬めの食感でしっかりと小麦の風味が感じられ、太ければいいってもんではないということが良くわかる良い麺。大盛が無料でなかなかのボリュームで満腹。具はデフォルトでつけ汁の中にハムのように薄く切られたチャーシューが3枚ほどとメンマ。具の量としては満足できるが味はごく普通でこれといった特徴はない。麺の上に乗る味玉はクーポンで追加。こちらも可もなく不可もなくといった印象。スープ割りは豚骨魚介のバランススープで割られてくる。前述の辛味が強くて少し飲みずらい。 2010年5月オープンの新店。新店の割りに店内のテーブルなどは使い古されている感じがしたので居抜きっぽい。カウンター席とテーブル席でそれぞれの席にIHヒーター用にコンセントが付いている。卓上には水は浄水ポットのBRITAが置かれているが、浄水フィルターを通さない部分に氷を入れていたので、浄水されてなさそうなのが気になった。 |