つけ汁は豚骨に魚介と野菜の甘味が利いた感じで、家庭料理の汁物的な優しい味わい。酸味も適度に利いていて食べやすい味だが、サラサラで麺との絡みは少ない。麺はまるで蕎麦のような色。そのままでも小麦の香りがとても強いが、噛むととても良い小麦の風味が口の中に広がる。かなり硬めで食感も良く、とても好きな麺。残念なのがデフォルトでは具と呼べる具が全く無いこと。麺の上には黒米のポン菓子がかかり、スープの横には押し麦と辛味の味噌的な薬味程度しかない。黒米のカリッとした食感と、押し麦はムニュッとした食感が面白いものの、具としては成り立たない。せめて肉の一枚でも入れて欲しい。店頭にポットがおいてあり、スープ割りは自由に入れられた。普通の魚介スープで、更に家庭的な味になる。麺はとても美味く、つけ汁もまずまずだが、具か無いのが残念。 大つけ麺博2010の出店。日比谷や六本木の開催と比べ、会場がとても広いのが良い。前回までと比べあまり宣伝がされていなかったのと、場所柄休日に遊びにくるような場所では無いので最初の週末にしてはすいていた。午前中で行列している店は六厘舎のみ。他はガラガラ。午後になって各店10〜20人位の列に。さてこちらの店舗だが、行列中にトッピングを聞いてくるのだか、入れるのが当たり前的な言い方で言ってきたのがちょっと不快。 |