王道な濃厚な豚骨魚介スープでかなり粘度は高めだが豚骨の旨みとしては少し弱い。だが酸味と甘みが強めで食べやすい味ではある。
麺は自家製麺というだけあり、なかなか良い。ツヤツヤとした見た目でムッチリとしたしっかりとした弾力があり小麦の風味も感じられる。麺は大盛り(400g)まで無料。グラム数は茹でる前ということで、かなりの量があり満腹。難点としては冬なのに冷水でキンキンに冷やされていることと、わりと小さめな器にギュウギュウに押し込まれていて食べにくい点。
具はスープの中に、チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔。チャーシューは大きめの短冊上に切られており、しっかりとした味がし見ていてなかなかうまい。メンマも極太で良い味。柔らかくて筋もない。海苔の上にはほんの少量ぎょふんが乗っているが、この少量の意味は分からない。もうちょい乗せれば良いのにと思う。
スープ割を頼むとポットを持って席まで来てごく少量だけ入れて去っていく。ほとんどあじはかわら。ポットならセルフにすれば良いのに。
店の雰囲気の割に本格的な味で驚いたが、ありがちな豚骨魚介つけ麺の域は出ていない。
見た目は中華居酒屋的な感じの外観。新店たが居抜きか業態変更したような感じ。スタッフは中国系っぽく、日本語が怪しい感じだった。酒のメニューや唐揚げなどの安価なつまみメニューも豊富で、夜は居酒屋風になるようだ。
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