「がんこ」系にしては珍しく、塩が無く醤油味のみ。味はそんなにしょっぱくは無いし、ダシの風味もあまり感じられない。少し中途半端なバランスに感じた。大量の揚げネギは非常に香ばしくスープに風味を与えていていい感じだ。麺は中細のストレート麺。少し柔らかめな食感でいまいち。量はデフォルトでも結構多めで、もやしの量も多いためかなりおなか一杯になる。これは近隣のある店への対抗か。肉は柔らかチャーシューが3枚も乗る。箸で挟むと崩れるほどの柔らかさで、しっかりと肉の味がして美味しい。メンマはちょっと味しょっぱめ。味玉は結構柔らかめの半熟であまり味が染みていない。モヤシはシャキットした食感がいいが、この味のスープにはこんなにたくさん要らない気がする。トータルで見るとバランスが取れているんだろうが、他のがんこ系と比べるとかなり異種。楽しみ半分で1度訪れるにはいいが、何度も食べたくなるような味ではない。 なにかと話題の謎の多い新店へ訪問。店の外観からして遊び心満点で、鮮やかなオレンジ色の壁に、牛骨ではなくデストロイヤーの覆面が掲げられている。店内はクーラーが効いていないのか、まるで蒸し風呂のような暑さ。そんな中覆面で作業する店員はスゴイの一言。その覆面店員はブラックとホワイトの2人。しきりに「アンガーラ」を連呼。だけど重要なところはしっかり日本語で会話してる。「ありがとうございました」ともしっかり言っていた。この内容だけ読んだら何がなんだか分からないと思が、店内の張り紙やBGMなど、シュールな空気感は実際に行って体感してもらいたい。 |