No.777

一の加房

店 名

一の加房

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最寄駅

荏原町

系 統

つけ麺専門店

参考HP

グーグル

品  名

深香魚介つけ麺

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値  段

700円

タイプ

つけ麺

鶏白湯

訪問日

2010/06/06

評  価

スープ

 ★★★

30/50

 ★★★★

16/20

 ★★★☆

14/20

 ★★

 4/10

総  合

 

64/100

コメント

豚骨は使用せず、鶏を使用して魚介と合わせたという鶏白湯魚介スープ。主流の豚骨魚介とは異なるとは言え、豚骨の代わりに鶏だけ、もしくは鶏多めというスープももはや珍しくなく、濃厚な動物魚介というジャンルのくくりとして定着しつつある。しかし、こちらのスープは主流の濃厚系とは少し異なる。良く言えばあっさりなのだが、悪く言うと旨み不足で、動物系の旨みがどうも物足りなく、魚粉で加わった魚介の風味だけが口に残る。そして味がとても薄い。もう少し塩気が利いていれば全体的にまとまりのある感じになると思えた。麺はつけ麺にしては若干細めの中太麺。適度な太さのため、ツルツルとした食感が良く、麺自体に塩気がしっかり利いていてなかなか美味い。最近多いただただ太いだけで味も何も無い太麺よりはだいぶ良い。麺の量は中盛300gまで同料金、大盛は+50円に値上したようだ。具は麺の上にチャーシューと味玉。スープ内にキクラゲと小松菜。チャーシューは冷たくて味も無くいまいち。味玉はしっかりとした味付けでとてもうまい。これがデフォルトで付いてくるのはありがたい。キクラゲは大き目のが1個、小松菜も茹で過ぎでクタッているのが1本。これらはあまり具としての存在意義が分からない。スープ割りは別容器に移されてネギが加わって出て来る。元々味が薄めでさらに薄まって脂っぽさが目立って微妙な印象。狭い厨房内で家庭のキッチンと大差ない設備で、不慣れな感じで作っているため、日や時間帯によって大きく味に変化がでそうに思えた。今日もその影響なのだろう。
6席のみのカウンター席で後ろに人が通るのはかなり狭い。厨房もかなり狭くゴチャゴチャしていそう。店主の他に助手の男性が一人いるが、明らかに不慣れな様子。店内にはハエが飛んでいたり、洗い物の水がカウンターに飛んできたり、小銭を触った手で麺を触ったりと、衛生面ではかなり不安な感じ。ただ店主の人柄はよく、一生懸命さは伝わってきた。

地 図 (荏原町)