鶏の旨みが強く出たコクのある醤油味のスープ。和の風味も強くてあまり他では味わえないタイプの旨みが効いている。麺は中細のちょい縮れ。少し硬めな食感でぼそついた印象。決して悪くはないが、これがベストかと言われると違う気がした。チャーシューはとても大振りなもので食べ応えあり。しっかりと肉の味が味わえるタイプだが、温度が冷たいのだけが残念。メンマはしっとりクニュとした食感のタイプ。小松菜はシャキシャキ食感ではあるが、これも冷たいのと生っぽさが残るのがいまいちな印象。あとはナルトとネギ。あっさり系ではあるが上品すぎることはなく、大衆的な感じに寄ることもない中間的な一杯という印象。その分、これといった特徴が掴みづらい気がした。 小道の地下一階とはいえ、銀座のど真ん中という好立地。店内はカウンター6席ほどと狭いが、調理2名と接客1名という体制。入ってすぐの席に座ったが、常に扉が開いていて寒かった。 |