見た目はかなり赤く結構辛そうだが、辛味はほとんど感じられない。味噌の味もあまり強くなく、旨みがしっかりとしているわけでもなく、どこかぼやけた感じのスープ。麺は中細のストレート麺。コシは弱くて柔らかめ。ワンタンはシンプルな塩味の豚肉で、ツルリとした皮がなかなか良い。かなり多めに入り、ボリューム的にも良い。チャーシューはしっかりと味が染みているが少しボソッとした食感。メンマは適度に味が染みているが、台の上に落としていたのをそのまま手でつかんで入れていたのが気になった。ニラは油ギトギトで生っぽく、よく分からない存在。良くも悪くも店の見た目どおりに中華料理屋のラーメンという想像通りの一杯。唯一ワンタンの味は良かったが、具なども全て盛り付け後に、レンゲでスープの味見をして、ちょこっとスープを足していたのには驚いた。 神楽坂の商店街から一本曲がった通りに面した店。真っ赤な看板が印象的なカウンターだけの小さな中華屋。スタッフはおかみさんと中国人の旦那さん(?)の2名。テレビがついていてスポーツ新聞が置いてある雑然とした雰囲気のいわゆるな感じの雰囲気。 |