酸味と辛味が程よく利いていて、店内の雰囲気と同様にどこかアジアンな風味なつけ汁。独特な感じの味付けながらもしっかりとダシが利いているので、飽きの来ない仕上がり。味付けはつけ麺としてはうす味だが、背脂や軽く塩気がついたモヤシや水菜等と一緒に麺と口に含めると良い感じ。麺は太麺と細麺を選択可能。もちろん太麺を選択。だが太麺といってもつけ麺の麺にしてはあまり太くない。だけどしっかりとしたコシがあり、ムッチリとした食感でなかなかうまい。量は200g〜350gを選択可能で同じ値段なので350gを選択。かなり食べ応えはあるが美味しい麺なので一気に食べきれる。デフォルトの具には細く切られたチャーシューとモヤシ、水菜、キクラゲ。追加で味玉。チャーシューはシンプルながらも塩気がしっかりついていてうまい。モヤシはつけ麺の具としては珍しいが、これが個人的にはかなり良い感じ。しっかりと塩気が利いていて、麺とつけ汁をうまく融合させている感じがする。そして味玉が絶品。味付けは薄めの適度な半熟。地鶏の卵を使っているようでトロトロの黄身がとてもうまい。スープ割りは急須のような器に入って最初から出される。鰹ベースのかなり和なスープで、これで割るとスープの印象がガラっと変わり魚介風味の強い和なスープとなり、これまたとってもうまかった。 前情報無しではおよそラーメン屋だとは気付かない佇まい。店内に入ってもやはりラーメン屋っぽさはまるで無い。東南アジアにありそうな感じにの店の作り。夏場はオープンエアーの席もあるようだが、さすがに冬場なのでビニールで覆ってあり、ストーブを何台も置いてあった。珍しくベトナムや中国のビールも置いてあり、2人で1本ビールを頼んだらつまみとしてモヤシとチャーシューが2人分出てきた。これで500円ならばいいかも。今度は夏ばにいって暑い中オープンエアーで食べてみたい。ただ角が欠けている皿や器を普通に出しているのだけが気になった。 |