二郎にしては味は控えめなスープでかなり飲みやすい部類に入ると思う。だがその分醤油味のキレが弱く、どこか物足りなさを感じてしまった。この辺は日によるブレなのかもしれない。麺は若干平たい太麺。少し柔らかめ。もっと固めでモゾモゾ感が欲しいところ。量はさほど多く感じなかった。増しにした野菜は結構な盛りのシャキシャキ感が残るもやしとキャベツ。肉はチャーシューというより固まりに近い感じで、脂は少なくサクサクとほぐしながら食べる感じ。これが実に旨い。どうも馬場店はこの肉が名物となっているようだ。トータル的には野菜の量がありかなり満腹になったが、味の濃さ、量の多さ的に食べやすい二郎と言ってもいいかもしれない。 行列無しかと思ったら店の奥に地下に続く階段がありそっちに並んでいた。この行列に並ぶためにはカウンター席の後ろの狭い通路を通ら無ければならず、先に食べている客にガツガツ当たってしまう。どうにかならないものか。また、水の給水機(というか水道)も店の奥にあり、セルフサービスのため、かなり席の後ろを人が通り落ち着かない。店内の床は油ですべり、カウンター席も油ギッシュ、台拭きさえも油が染みており不快な上、ティッシュが無いのがかなり難点。二郎を食べる上でこれくらいは覚悟しないといけないかもしれないが、味のライト差に比べて店内の不快感が際立った。 |