今までの沖縄そばとは違い甘みが強く利いたスープは強い豚の旨みが伝わってくる。さらに食べ進むにつれて具の肉の旨みがドンドンと染み渡っていき、野性味溢れる味わいになっていく。麺は中細の平打麺。亀濱製麺所という人気の製麺所の麺らしい。プチツルッとした独特の食感でしっかりとした噛み応えと粉の風味を存分に味わえるおいしい麺だ。具は丼全てを多い尽くすほどの大きな軟骨肉が4つも入る。三枚肉のように甘しょっぱい味付けではなく、しっかりと肉本来の味わいが楽しめながらも、適度な味付けで最高に美味い。柔らかく煮込まれているため、軟骨部分もコリコリと食べられる。スープに軽く浸してスープの味わいと一緒にむしゃぶりつくと堪らない旨さ。このボリュームで500円というのだから驚き。 港町風なところにあるプラザ太陽館という飲食店が2、3個まとまった施設内にある。店内は中庭みたいになっているテラス席風な箇所と室内の席がある。いかにも地元民が集まりそうな大衆的な店。以前は普通のそばが350円だったらしいが今は値上がりして400円になっていた。それでも十分に安い。 |