珍しい牛骨から取られたスープ。牛骨と聞くととでもこってりとした想像をしていたが予想とことなるアッサリスープ。鶏ガラのアッサリともまた違い、深いコクも感じられるいいスープ。特にくせも無く、言われなければ分からないだろう。デフォルトで粗挽きの胡椒がかかっており、確かにスープとよく合うが、ちょっと多過ぎな気がした。胡椒の風味が強くて後半はせっかくのスープの味があまり感じられなくなってしまうのが残念。あとスープの温度がかなり熱くて食べにくかったのが気になった。麺は中太の縮れ麺。ムッチリ系の食感だがもう少しかための方が好み。大盛りにしたからかもしれないが、麺がかなりダマになっていて食べにくかった。具はチャーシュー、メンマ、玉子、水菜。チャーシューは旨味が抜けたスカスカしたような感じであまり好みでない。メンマは普通。玉子は半熟のが半分で味付けは無し。水菜は高温のスープに浸かりすぎでシャッキリ感にかける気がした。鳥取県のご当地ラーメンらしいが、牛骨スープというだけで、麺や具にはこれといったものはないみたいだ。そのため、スープのこだわりと美味しさはいいんだが、他がどうにもな感じ。このスープにはこれ、と言える麺や具があるともっといいのかもしれない。 鳥取県のご当地グルメだと言う牛骨ラーメン。なかでも創業60年という老舗店が2010年7月に銀座にオープン。店内はカウンターのみで縦に長い作り。オープンして日が経っていないためなかなか綺麗な店内だが、かなりのボリュームでテレビがかかっていたのが気になった。毎月5がつく日はラーメンが500円というサービスをやっていたが、タイミングが合わず残念。 |