主流の豚骨魚介系のつけ汁ではなく、シャバシャバ系の醤油味のつけ汁。この手のタイプでつけ麺専門店とは珍しい。シャバシャバしていて味が染みるような具もないため、麺との絡みは悪く非常に食べずらい。スープ自体の旨みは全く感じられず、酸味と辛味の醤油味という印象しか感じない。麺はつけ麺にしては細めの中太麺。パサッとしていて麺と麺がくっついてしまっている。食感も味も全く印象に残らない普通の麺。量もデフォルトではちょっと物足りない。つけ麺専門店としているのならばもっと麺にこだわりを持ってほしい。肉はかなり大きめな短冊切りの豚肉。やわらかくてボリュームもありなかなかいい。他にはメンマと大きめに切られて少し邪魔なネギが入る。麺の上には乱雑に海苔が乗る。もう少しきれいに盛りつけてほしいところ。スープ割はポットに入って提供。酸味と辛味が強く、何のダシかはよく分らないがスープ割として飲むと意外と行ける味だった。 原宿の裏通りにひっそりとある店。沼津に本店があり、都内や神奈川にも何店か支店を出しているらしい。店内はカウンターの奥にテーブル席がいくつかある個室っぽいところがある。そこに通されたが、入った瞬間煙草くさく、食べ終わった客がたばこを吸っていた。場所柄、客層は若者ばかりでほとんどの客は食後に煙草を吸っていたため、ずっと煙草の匂いの中で食べる羽目になり、最悪だった。 |