値段が高いが奮発してあまり見ない雲丹のつけ麺を注文。麺を入れても沈まないほどに濃度の高いスープ。肝心の雲丹の風味は、言われてみればするかなという程度。色からしても身を使用してはいるのだろうが、それが全面に出ていないのがもったいない。もっとスープを少なくして雲丹感をだした方が良さそう。
麺はツルツルとした食感の太ストレート。温度がぬるく、ぬめりがあるように感じた。夏なのでもっとキンキンに締めて欲しい。
具は麺の方に味玉と海苔、ネギ。スープには青菜が入っている程度で、肉っけがなく見た目にも食べ応えにもとても寂しい感じ。
雲丹で原価がとてもかかっているのは分かるが、それがあまり感じられないので、この価格はちょっと納得がいかない内容である。
渋谷駅のマークシティ側、飲み屋が多く並び昼間は静かな辺りに2012年2月にオープン。L字型のカウンター席のみの店内。とても暑い日だったが、扉は開け放たれていて冷房が効いていなかった。カウンターの一番奥に通されて風のとおりもなくてとても暑かった。スタッフは接客と呼び込みの女性が一人と、カウンター内での調理スタッフが2名。暑さもあってあまりよい居心地ではなかった。 |