主流の濃厚な豚骨魚介系。最近はこの手の味は飽和状態で各店の特徴をあげるのがなかなか大変。こちらは魚粉がかなり多めというのが特徴的。ザラザラとしたに残る食感はあまり良いとは感じられないが、麺と絡みやすいというメリットもあり、魚介風味の強さを強く感じられる。魚介が強い分、動物系があまり感じられずもう少しどっしり感が欲しいところ。味付けはちょっと濃いめで酸味が強めに感じた。麺は少し茶がった太ストレート。加水率が高めのツルツルとした食感であまり粉の風味が感じられない。割り箸ではなくて塗りばしなのでツルツル滑って掴みにくいのも難点。量は特盛まで無料というサービス。得盛は流石に無理そうなので大盛にしたが、かなりの満腹に。ちなみにそば粉を使用したつけ蕎麦というメニューもあり、同じ鍋で麺を茹でているためかすかに蕎麦の風味も感じられた。具はつけ汁の中にチャーシュー、メンマ、ナルト。全て沈んでいて見えないのが残念。チャーシューは柔らかくてジューシーでかなり好き。メンマはあまり特徴はないが量が多めだったのは良い。スープ割りはしっかりと濃い和風だしで割られて、美味しいスープに。初めからこのスープでもう少し割られていた方が好みに思えた。 2009年12月にオープンながらも激戦区池袋で行列の出来る人気店に。この日はポツポツと雨が降っていたが5人ほどの行列。店頭に灰皿が置いてあるため、行列中にタバコを吸われるのが難点。また、入り口付近の席は食券の購入のため頻繁に扉が開かれて(たまに開けっ放しにも)その際にタバコの臭いがすることがありとても不快。この辺はどうにかして欲しい。店内は10席程度のU字型のカウンター席。接客係が1人と奥の厨房で調理担当が2人ほどいるようだ。 |