麺の上に大量の野菜、その上に背脂が降りかかり生卵が乗り、サイドにはチャーシューとチーズ、刻みニンニクという見た目。野菜が多く全てを混ぜるのは至難の業なので少しづつ混ぜながら食べ進める。ベースの味は醤油系だがいまいちパンチにかける気がした。卓上のタレを追加すると良い感じに落ち着く。麺は少し平打ちの太麺。食べ応えのあるいい麺ではあるが、この手のまぜそばとしては少しインパクトにかけ、もっと太かったり堅かったりと強烈な個性があればと思った。チャーシューは厚めに切られたもので脂が多くて味付けは薄め。これもまぜそばに入れるのならホグシ肉系のジューシータイプの方が合う気がしてならない。チーズはとろけるスライスチーズが2枚。よく合っていて美味しいのだが、簡単に原価計算できてしまうこの出し方はどうかと。ピザ用の細かいチーズの方が全体と混ざりやすくてよいと思う。かなり要望が多く出てしまったが、美味いからこそ、もっとこうであればという希望。まぜそば1本で行く潔さも好感が持てるし、今度は珍しい塩味も試してみたい。 秋葉原にある同店名の支店。店は駅から近い繁華街にあるが地下にありちょっと目立たないし、入りづらい雰囲気。店内は8席ほどのカウンター席のみでジャンクさが漂う感じの無機質な簡易的な作りが良い。でも店員はしっかりとした接客でなかなか好感が持てる。 |