ラムと豚骨という新しいタイプのスープ。ベースはしっかりとした旨味で普通の豚骨とも違う濃厚さがいい感じ。ただし食べ進むに連れて独特な香辛料がきつく感じる。その正体はラムの臭みを消すためのカルダモンか、そもそもラムの風味なのか、ちょっと分からなかったが、完璧に自分には合わず残念。
麺は自家製の太平打ち麺。ムッチリとした食感で小麦の風味もしっかりとしているとても良い麺。量も大盛りまで無料で食べ応えあり。
具は麺の上にチャーシュー、メンマ、レモン、三つ葉。チャーシューは普通の豚チャーシューとラム肉がサイコロ状に切られたもの。豚は脂身が多く冷たいので微妙だが、ラムの方はムチムチした食感が良い。メンマは穂先メンマで柔らかいが味付けはとても薄くて微妙。レモンは麺にかけて食べるとサッパリとする。卓上にはほうじ茶パウダー、胡椒、生姜とカルダモンの甘酢で味変も出来る。
スープ割りは結構しっかりとしたベースのスープで割られて来たため、さらに飲みにくさがまして二口ほどで断念。
好きな人には良さそうだが、好みによって好き嫌いが大分分かれそうな一杯。
後楽園駅直結の広場のような公園の裏手にある飲食店の入るビル。店内はモダンな感じでカウンター席とテーブル席でなかなかの席数。入ってすぐ食券機があるが、買った後に待つ客と買う前で並んでる客の誘導と動線が悪く、入口付近がワサワサしている。
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