主流とは少しタイプのことなる豚骨魚介スープ。豚よりも鶏の方が強く感じられ、濃厚さはあまり無い。魚介も鰹ではなく、煮干しや鯖節系の風味が強く、あっさり系の豚骨魚介。卓上の魚粉も鯖節系のようで独特の風味が追加される。濃度があまりなく、麺との絡みがあまりなくて食べにくいのはちょっと難点。
麺は太ストレート。もっちりとした食感でつけ麺の麺としてはありがちで、特に特徴はないもの。
具は麺の上にチャーシュー、メンマ、ほうれん草、海苔。チャーシューは冷たくて小さくて味も薄く微妙。メンマは太くて見た目はとても美味しそうだが、これも冷たく味もほとんどなくて残念。ほうれん草はサッパリとしてなかなか良い。
スープ割りは魚介系スープでアッサリとして飲みやすくなる。直接飲むとさらに鶏の風味が感じられた。
麺とスープとのバランスや具の温度など、細部をみるともう少し改良の余地がありそう。オープン直後なので今後に期待。
2011年12月5日にオープンした新店。店内に行列ができていたが、角地にあり入り口が二つあり食券機が店内の中央にあるため、客は皆どのように並んで良いか戸惑っていた。また席のすぐ後ろに並ばれるため、落ち着いて食べられない。カウンター席8席ほどと4人掛けのテーブル席があるが、席の誘導の仕方がいけてなかった。など、店の作りや接客の仕方などいくつか改善すべき点が見られたが、これからその辺も含めてよい店になってほしい。 |