濃度の高くクリーミーな豚骨魚介スープのつけ汁。旨みと甘みのバランスがちょうど良いが、豚骨魚介系としてはありがちな味。特徴としては黒胡椒と七味の辛さが味を引き立てている感じ。麺は浅草開化楼の太麺。ツルツルとした舌触りとムッチリとした食感。中々食べ応えのあるいい麺。大盛無料などのサービスが無いのはちょっと物足りない。具はつけ汁の中にチャーシューとメンマ、麺の上に追加の味玉。チャーシューは分厚くかなりでかくてすごいボリュームだが、脂身が多く味付けもうすく後半はかなりもたれる感じ。メンマは甘みがある味付けで中々好き。味玉は色の割にはあまり味が染みておらず固めの半熟でいまいち。スープ割を頼むとバランス系のスープで割られたようで、あまりさっぱりとした印象では飲めない。また直接飲むと胡椒の風味がかなり強いことに気づく。トータルとしては今となってはかなりありがちな一杯で、新店の割にはオリジナリティに欠ける気がした。食べ終わった後の個性としてはスープ割の変わりにご飯を入れてカレー味変する楽しみ方が人気のようだ。 2011年4月オープンながら、テレビなどのメディアに何度か取り上げられる人気店。店舗の前には行列用の丸椅子が置いてあり、それぞれに何番目かが書いてある。入口には雑誌の切抜きやラーメン評論家やブロガーのサインまでもが張られていてゴチャゴチャしている。店内は厨房に向かうカウンター席とその後ろに一段上がった壁に向かったカウンター席。後述のカウンター席や内装などは手作りっぽい感じ。 |