見た目はよく見る豚骨魚介っぽいが食べてみると独特な酸味を感じる。酸味の正体はトマトでスープの底にトマトの身も沈んでいる。魚が強めのスープにトマトが何ともアンバランスな感じ。味付けも薄めで、もう少しベースの味がしっかりとしていた方が良かったかも。
麺は全粒粉を使用した太麺。小麦の風味が良いが、全粒粉の麺の割にはツルツルとした食感。もっともっちりとした食べ応えのある食感の方が好み。麺の上にはレモンが添えてあり、麺に搾ってから食べるとサッパリとして美味しい。
具は麺の上にチャーシューとネギのみ。チャーシューは常温で味薄。スープの中にはトマトの他に皮付きの魚の身も入っていて、口に入れるとかなり魚臭い感じになってしまう。
締めはチーズぞうすいなどが用意されていたが、結構高めなので無料のスープ割りに。特に味の変化はなく、そのまま味が薄まったような感じ。
トマトの酸味が効いたつけ麺は最近たまに見かけるが、どうも口に合わないようだ。
第一京浜から小道に入った所にひっそりとある店。カウンター席が6席ほどで狭いが、2階席もあるようだ。店員は中年の夫婦のようで、調理も接客もなかなか丁寧な仕事ぶり。
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