つけナポリタンという変わったメニュー。富士のご当地グルメらしい。スープは牛スジを煮込んだトマトスープで旨味と酸味のバランスがちょうど良い。完全にイタリアンのスープと言ってもいいくらいだが、これがしっかりと麺と合う。
その麺はパスタとラーメンの中間的な感じ。温度は暖かく、くっつかないようにオリーブオイルが絡めてある。ツルツルとしてモッチリとした食感で普通のつけ麺の麺と代わりなく美味しい。レモンが添えられており、麺に絞って食べるとサッパリとして良い。量が少なめで大盛が200円と割高なのが残念。
具としてスープの中に牛スジ肉、チーズ、玉子、インゲンが入る。牛スジ肉は柔らかく煮込まれておりとてもうまい。チーズもスープと良く合い、麺に絡めて食べると最高。玉子もトロトロの半熟で麺と絡まりいい感じ。こういったメニューにはチーズや卵などはオプションとして追加するパターンが多いが始めから入っているのは嬉しい。
最近トマトを使ったメニューが増えて来て、どれもあまり口に合わなかったが、これなかなか良い。中途半端にラーメンスープにトマトを加えるよりも、トマトスープにラーメンの要素を加える方がいいみたいだ。
変わった店名のカフェ。マンションの3階だが階段を登ると中庭のようなテラス席が広がる。室内は少し暗めでゆったりとした雰囲気。椅子とテーブルが低く食事はしずらい。ランチメニューは他にカレーなどもあり、ドリンクも付いている。
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