和風のつけ麺というと鰹系が多く見られるが、ここは煮干がふんだんに使用されている和風のつけ麺。濃厚すぎるわけではないが、酸味と甘味もしっかりと利いていて、とても食べやすい味に仕上がっている。麺はもっちりとしたつけ麺には最適な太麺でなかなか美味しい。並、大盛、得盛が全て同じ値段なので得盛を注文。と言っても380gほどで、つけ麺としては適度な量かもしれない。チャーシューはつけ汁の中に沈んでいる。普通の巻きチャーシューで、これと言った特徴は無いものの普通に美味い。だがやっぱ短冊切りでゴロゴロあって欲しい。メンマも少し甘めの味付けタイプでまあまあ。味玉はデフォルトでついてくる。なんとこの味玉ひっくり返すと白身が黄色い。恐る恐る食べてみるとカレー風味がついている。なんとも不思議な感じ。カレー風味と言ってもそんなに辛いわけではないが、カレーが苦手な私にとってはちょっと・・・な味。最後のスープ割りは入れやすい容器に出して渡された。しっかりとしたダシでこれまた美味い。全体としてなかなか満足度の高い一杯だった。 店の立地亜電車で行くには結構不便な位置。ちょうど駒澤大学と等々力の間くらいでどちらからも15分位はかかるだろうか。今回はこの近くのスーパーに自転車で買い物に来た際、たまたま見つけて訪問。6席ほどの小さなカウンターのみの作りで、店主夫妻で経営している小さな店。店の看板にあるように餃子を売りにしているようだ。さらにとっても種類豊富な芋焼酎が揃っている。餃子をつまみに芋焼酎、締めでラーメンと言う食べ方も良いかもしれない。 |