見た目は透き通ってあっさり系の塩スープに見えるが、対面すると芳醇な煮干の香りが立つ。口にするとエグミのない上品な煮干の風味が広がる。醤油味も煮干の風味を殺さずいい感じに引き立てる塩加減。麺は中細のストレート。全粒粉入りで風味は良いが少し柔め。器の大きさに対して量が多いのか、麺が泳いでおらず中で絡まっていて食べづらいのも残念。具はチャーシュー、メンマ、カイワレ、ネギ、追加で味玉。チャーシューは最近主流のレアチャーシュー。それほどのムッチリ感はなく塩気も弱め。メンマは細長くてクニュクニュ系。味玉はゼリー状の半熟。トータルの印象としてはスープは最高に好みではあったが、それに対しての麺と具がイマイチなのと接客のせいでトータルとしてあまり良い印象が残らなかった。 仙川駅からは結構離れた立地。こじんまりとした商店が立ち並ぶ通り沿い。15人ほどの行列。スタッフが外に出てきて大声で並び方を注意する感じが偉そうで、寒い中待ってもらってる感が感じられなかった。店内はカウンターのみで8席ほど。スタッフと先ほどの男性の2名体制。沈黙と緊張感がある店内であまり落ち着かない。 |