ジンワリとした旨みのスープに魚介の風味が強く出ているがえぐみはなく優しい味わい。白だしの甘味のある丸みのある塩気が全体を包み込むような旨さがたまらなく、最後まで飽きずどころから、一滴残さず飲み干したくなるスープ。麺は少し硬めの中細麺。噛むとしっかりと小麦の風味が感じられてスープとの相性も抜群。チャーシューは分厚くてボリューム感あり。箸で持ち上げると崩れるほどに柔らかく、薄めの味付けのため、肉の旨味もしっかり味わえる。メンマは濃い色の割には味は濃くはない。味玉も控えめの味付けながらジンワリと優しい味わいの半熟でうまい。後はネギのシャキシャキ感が良い。支那そば系として非常に好みであり、レベルの高い一杯。次回は白だしではなく、醤油ラーメンも試したい。 門前仲町の商店街、3階という珍しい立地。狭くて暗い階段を登って行くと、大きな窓があり明るくて綺麗な空間が広がる。店内はテーブル席が4つほどと中央に大きなテーブルがあり、なかなかの席数。スタッフは店主と女性スタッフ。まだオープン仕立てで知名度は無いようであまり客は入っていなかったが、今後人気が出ること必至の店だと思う。この作りだと行列が出来たらどうするのか気になるところ。 |