豚骨の旨みはあまり感じられないスープだが鶏油がたっぷりと浮いておりこれが風味を与えている。そして醤油味はとっても濃い。麺は少しやわめの太麺にチャーシュー、のり、ほうれん草。典型的な家系といってよいのだろう。家系が苦手な俺にしても結構普通に食べれる。トッピングのキャベチャーはごま油の風味がついてなかなかうまい。ただキャベツは生でなく軽く茹でてあったほうがうまそうに感じた。味玉は味は染みているがしょっぱさだけで旨みがなく好きでない。このしょっぱさと油っぽさを何とかするには「少なめ、硬め、薄め」で頼めばいいんだろうが店で出してる味を変えてまでは食いたくない。 白金高輪の何気にプチ激戦区となっている辺りにある六角家系の正統派家系の店らしい。店内は昭和っぽい木の作りで異様に長いカウンターのみ。夕食時を過ぎた10時頃でもなかなか客は混みあってた。 |