旨みたっぷりの鶏メインの動物系に加え節系や昆布などの魚介の風味、野菜の甘みが加わったあっさりスープ。キリッとした中にもコクがありとっても好きな系統の味。幾分醤油味が濃い目なのが残念。麺は少し固めの中細ストレート麺。特に特徴はないのだがしっかりと味のあるいい麺だ。具も良い。まずびっくりなのがラーメンが出てくる前に出されたたけのこの煮物っぽいやつ。サクっシャリっとした良い食感であっさりながらも鰹風味の醤油の味付けでうまうまだ。どうやら日によっていろんなものが出るらしい。肉は7o程で普通よりもかなり厚めのチャーシュー。うまーい味が染みており食べ応えも抜群。メンマは細く短いもの。これは味が控えめすぎでいまいち。味玉も色の割には味はかなり薄め。ただものすごい半熟(店主は半生と言っていた)で白身もやわらかくて良い。スープをすする度にたまに口に入ってきて清涼感を与えてくれる三つ葉もグッド。店名どおりまだ完成していない途中のラーメンらしいが今でも十分おいしい。次はこってりを食べに行こう。 住宅街の中にひっそりとあるお店。店主一人で経営してるらしくカウンターが7席ほどの狭さ。旅の途中の本と言う店主直筆の店についての冊子がありここに店のコンセプトやらラーメンの材料などが書いてある。 |