濃い色のスープは見た目のままに濃い醤油味。表の濃厚醤油という看板は濃厚なスープの醤油味という意味では無く、濃厚な醤油味という意味みたいだ。ただただ塩気が強いだけでは無く甘味も強いのだが、スープの旨味は弱い感じがした。
麺は中細の縮れ麺。固めの茹で加減でボソボソとした感じ。あまり好きなタイプでは無い。
チャーシューは小さくて薄味で存在感なし。メンマは細くて短かく、甘みが強いタイプ。鳴門は厚めに切られておりなかなか良い。あとは玉ねぎが浮いているが葉物が無いので見た目も寂しく、口直し的な具が無いのがちょっと残念。
竹岡式を意識したメニューのようだがいまいちの印象が残る。もう1つの軸のメニューの油そばの方が良かったかも知れない。
人形町の人通りの少ない通りに2011年6月にひっそりとオープン。看板の絵は虎=タイガーで、店名はタイガーの当て字のようだ。店はスナックか何かの居抜きのようで、タイル張りの外壁と奥まった扉がラーメン屋としては珍しい。店内は縦に続くカウンター席。食券制だが食券機の調子が悪く、目の前で色々といじっていて中々注文が出来なかった。結局現金渡しになったが、5分ほど待たされた。店員の挨拶などは過剰なほどにしっかりしていたが、客がいるのに私語が多かったりと、表面的な接客名感じがしてあまりいい感じはしなかった。 |