見た目は見るからに次郎系。店内の雰囲気からして直系ではなくインスパイア系だろう。スープはまっ茶色でしょっぱめだが角が無い醤油味でそこまでピリピリはしない。少し豚の旨みが足りない気がするが多目の背脂でカバーしている感じ。ただこれももっと豪快に大量にあってもいいかな、という印象。麺はもっちりとした太麺でなかなか良い噛み応えだが、もっちりした中にももう少ししっかりしたコシが欲しいかも。肉は脂身が少なくボソッと崩れるチャーシューが2枚。適度に味がしみている。野菜は茹でたもやし、キャベツが大量にのる。シャキシャキとした食感はスープにも合い良いし、ボリューム感もうれしい。味玉は真ん中だけが少しだけ半熟でボソッとした湯で加減。半熟っぽく見える店頭の写真とは違うので残念。だが味はしっかりと染みている。どの点をとっても結構いけるのだが、逆にこれは!と思えるほどではない。お腹が空いていて豪快に食べたい時にはいい感じの一杯だが、特別にうまいラーメン食いたい!って時はあまりお勧めできない感じだ。 なかなかラーメン激戦区な目黒駅に2005年10月にOPEN。店内はせまめな作りだがテーブル席3個とカウンターで無理に人をつめてる感じで落ち着けない。他にも味噌、塩、つけ麺などがあり深夜までやっているので、仕事が遅くなって食うとこないよーって時の保険的お店になりそうだ。 |