表の暖簾にある通り、魚介×鶏がら という構成のスープ。鶏はそこそこで魚介、特に煮干しがかなり強めに感じられる。ただし一体となった濃厚さではなく表面的な風味にしか感じられなかった。理由は食べ終わって分かったが、丼のそこに大量の魚粉が沈んでいた。
麺は中太の縮れ麺。結構固めでボソボソっとした食感。嫌いではないが、サッパリ系のスープとの相性はあまり良いとは思えない。濃厚な白湯系に合いそうな麺。
チャーシューは極薄に切られたものでパサパサ。店名の由来となっているほほ肉を使用したとろチャーシューは、デフォルトでは入らないようだ。とはいえデフォのチャーシューは手を抜き過ぎな気がした。メンマは薄味で印象に薄い。ネギは適当に切って適当に入れられた感満載。
どうもラーメンとしての一体感を感じられない気がした一杯。
中目黒から池尻方面の明治通り沿いに2016/10/18にオープン。この日はオープン記念でラーメンが500円で提供されていた。そのため客は続々と入っていて、客が来るたびに何分くらい時間がかかるが大丈夫か、を確認していた。自分は20分と言われたが10分ちょいで提供された。店内はバーか何かの居抜きのようでカウンター席奥には酒やグラスが並んでいる。夜はバーとしてやりながら麺も出すようだ。オープン2日目でしょうがないが、とにかく店員が不慣れで注文を聞く順番を間違えたり、水をぶちまけたりしていた。味はもちろんサービス面も含め、この界隈だと生き残りは厳しいかも。
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