鶏ガラと鴨ガラのスープだというので、かってにあっさり系の塩を想像していたが、出てきたものは白濁した濃厚なスープ。鶏と鴨の旨みがぎっしりと濃縮された感じで旨み抜群。味付けは醤油っぽい味付けと適度な塩分。無駄に味を濃くせずに素材の旨みを生かしている感じでバランスがとても良い。麺は中細のストレート麺。これは若干柔らかめな感じで、好みからは外れる。個人的にはビッと硬めに茹でられた細麺なんかが合いそうな感じだが、これもこれで良いバランスなんだろうなぁ。具には鴨の肉が6枚ほど。周りが炙られていて中はちょっと半生なローストビーフ的な形状。若干鴨の臭みは残っているもののこれが絶品。食材に自信がないと出せないメニューだろうなぁ。緑のは珍しく春菊っぽい。渋みが良いアクセントとなる。あと揚げネギが浮かび、これまた味に良い変化をもたらせてくれる。あとは白髪ネギと小ネギが薬味的に入っており、スープを飲み干すまで楽しめた。 庭のはずの恵比寿にいつの間にか新店が出来ていたので訪問。外見は全くラーメン屋っぽくは見えず、ちょっと高そうな中国料理屋っぽい(実際にラーメンの値段も高いのだが・・・)内装は縦に長く続く作りで、手前側にテーブル席、奥にカウンターがあり20名くらいは座れそう。アルコールの種類が豊富で夜は酒をメインにして一品料理も出しているような感じだ。値段も高いし入りづらい作りだが味は確かなのでお勧めの店だ。 |