No.360

三ツ矢堂製麺

店 名

三ツ矢堂製麺

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最寄駅

中目黒

系 統

つけ麺専門店

参考HP

公式HP

品  名

つけ麺 ゆず風味(湯だめ)

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値  段

880円

タイプ

つけ麺

豚骨魚介

訪問日

2010/11/10

評  価

スープ

 ★★★★

40/50

 ★★★★☆

18/20

 ★★★

12/20

 ★★

 4/10

総  合

 

74/100

コメント

前回の訪問から大分経っていたが、締め分けシステムに新たに湯だめというのが加わっていた。要は釜揚げうどん方式だが一度締めてから再度温めているので麺がだれることはない。温かいため小麦の風味が豊かに感じられ、非常に美味しいし最後までつけ汁が冷めにくいのがいい。難点を挙げるとすれば麺と一緒にお湯がつけ汁に入ってしまい、だんだん味が薄くなってしまうこと。「和利道」のようにお湯じゃなくて出汁がだったら良かったかも。 具は細かいチャーシューとメンマ、ナルトの細切り。チャーシューは少なくて物足りないがメンマは大きくてなかなか良い。 スープ割りは変わらず濃厚な豚骨ベースのスープでとてもうまい。
平日の夜11時過ぎという遅い時間だったが席はほぼ満席で大盛況。お酒も出しているので仕事帰りに軽く一杯飲みながら、とか飲み会の締めにといった客も多いようだ。混んでいるせいもあり、注文を取りに来るのも、提供時間もとても遅かった。また、タバコを吸う客も多くて臭かった。

品  名

全粒粉麺で食べるゆず風味つけめん

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値  段

880円

タイプ

つけ麺

豚骨魚介

訪問日

2009/02/18

評  価

スープ

 ★★★☆

35/50

 ★★★★☆

18/20

 ★★★

12/20

 ★

 2/10

総  合

 

67/100

コメント

昼夜各25食の限定という全粒粉麺。まるで太い蕎麦のような見た目。全粒粉ならではで小麦の香りがとても強く出ている。食感はかなり固めで通常のムッチリ系の麺とは全く違う食感を楽しめる。この麺はかなり好きだ。ただ難点はこれに合わせるつけ汁。通常と同じライトな豚骨魚介スープなのだが、どうも甘味と酸味が小麦の風味を消してしまっているようでもったいない。この麺はもっとサッパリとした、それこそ蕎麦つゆに近いイメージのつけ汁でいただきたいところ。具は全然食べ応えのない小さく切られたチャーシュー、かなり大きめで筋っぽさが残り味は薄めなメンマが2本、ナルトの細切り。店名変更キャンペーンで無料で追加できる味玉は固茹でで、どれもパッとしない物ばかりでいまいち。スープ割りは相変わらず美味しい。
2009年1月から以前の「フジヤマ製麺」から「三ツ矢堂製麺」に店名を変更。経営や味の基本などは変わっていないという。より麺に対する意識が強くなっているようで、この新メニューが生まれたようだ。あと麺の温度を4段階(熱もり・ぬめり落とし・冷やもり・氷締め)で選択できる締め分けなるシステムも出来ていた。今回は新しい麺だったので、デフォルトの冷やもりにしたが、今度は他の温度も試してみたい。小麦の風味が良く分かるという、ぬめり落しが気になるところ。

品  名

和風冷やしつけ麺

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値  段

900円

タイプ

冷やし

醤油

訪問日

2007/08/17

評  価

スープ

 ★★★★

40/50

 ★★★☆

14/20

 ★★★

12/20

 ★

 2/10

総  合

 

68/100

コメント

夏季限定の冷やしつけ麺が3種類も出ていると言うので結構久しぶりに訪問。ただつけ汁が冷たいだけの冷やしつけ麺と、担々麺風の冷やしつけ麺と、紫蘇が利いた和風の冷やしつけ麺とがある。一番好みっぽい和風冷やしつけ麺を選択。まず麺が通常の麺とは違っていてそば粉もブレンドしたと言う特製の麺。平打ちで少し太めのそばみたいな感じ。食感や風味はそばとラーメンの良いとこ取りみたいな感じでかなり良い感じ。ただ最大の難点が一つ。麺同士がべっとりとくっつきまくってしまっているのだ。箸で一口分取ろうとしてもまとめてドバっとくっついて来て非常にストレス。しかも麺の皿が細長いため、更に食べづらい。麺の成分的にこうなってしまうのか、それとも麺を盛り付けてからしばらく放置されたのかは分からないが、おいしい麺だけにかなり残念だ。つけ汁は通常のつけ汁の柚子なしバージョンにシソの風味が利いたもの。確かにかなり和風に近く、そばに近い感覚でサッパリと食べられる。好み的にいえばもうちょいシソが強くてもいいかも。具には鶏のささ身、水菜、メンマ、錦糸玉子。ささ身はヘルシー風でコンセプトにも合っている感じでよい。ただ錦糸玉子が最悪で細く切られたものをまとめて冷蔵庫で寝かしてあったのか、全部がくっついた状態で乗っているのだ。つけ汁に入れてほぐせばほぐれるが、提供前にほぐす位の手間はかけて欲しいところ。全体として限定メニューにしてはレベルの高い味とは思うが、麺と錦糸玉子のくっつきが非常に残念。あとは値段が高い気がするなぁ。値段との釣り合いを見たらもう一回食べようという気はおきないな。
この日は8人ほどの団体が来たりしてかなりの混雑。そのため、なんてのは言い訳にならないが接客が最悪だった。注文したものは何も言わずに置いたり。スープ割を頼んでも3分以上来ないので再度頼んだらやっと来たり。割りスープの量も明らかに少なすぎたり。最後にあきれたのは900円の会計を500円玉と100円玉で払ったら「確かにあります」という意味不明な言葉。なんだ?疑ってるのか?混雑する人気店なんだからもっとちゃんと接客をさせてほしいもんだ。

品  名

ナチュラルチーズ入りつけ麺

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値  段

900円

タイプ

つけ麺

醤油

訪問日

2007/03/13

評  価

スープ

 ★★★☆

35/50

 ★★★★☆

18/20

 ★★☆

10/20

 ★★★

 6/10

総  合

 

69/100

コメント

何とも奇抜なメニューを見つけたので注文。だが良く見ると通常のつけ麺にトッピングのチーズがついただけみたいだ。チーズはつけ汁の下に沈んでいて、固まっている。麺に絡めるというよりは具として一緒に食べる感じで残念。味的には酸味が利いたスープとは結構あっていてうまいんだが、150円も出してたったこれだけかよって感じの量。「九十九とんこつラーメン」の豪快なチーズの量を見習って欲しいもんだ。そんな不満もあってかいつもほどうまくは感じられなかった。特に今日のスープはちょっと酸味が強すぎた感があった。でもスープ割するとやはりとってもうまかったぁ。

品  名

fujiyamaアブラそば

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値  段

900円

タイプ

汁なし

豚骨醤油

訪問日

2006/12/21

評  価

スープ

 ★★★

30/50

 ★★★★

16/20

 ★★★☆

14/20

 ★★★

 6/10

総  合

 

66/100

コメント

以前訪問時に気になったアブラそばを注文。醤油ダレが良く絡められた温かい麺の上に、海苔、白髪ネギ、チャーシューの短冊切り、ナルト、メンマが乗り、これらをぐちゃぐちゃと絡めて食べるタイプの正統派の油そば。味はあまりキレのないマイルドな感じの醤油味。決して悪いわけではないがこの味だと後半かなり飽きが来てしまう。もっとジャンキーなしょっぱさや引き付ける味が欲しい感じだ。麺は通常の太麺。うまいんだが温かいためかコシはあまり強くなく、食べ進むにつれてもっちり感が失われていく感じがした。大盛りにしたら具沢山のせいもあるかもしれないが、かなりの量で食べきるのがやっとだった。値段が高いので普通のつけ麺よりもデフォルトで多めなのかもしれない。具は上記の通りで、海苔と白髪ネギを合えるといいアクセントになる。チャーシューはやっぱり冷たくて残念。だが混ぜて温かい麺の下などに入れておくと温まっていい感じ。ナルトの細切りはものすごく量が多い。ナルトよりも白髪ネギがもっと多ければもっと良かったかも。なかなか具沢山で麺も多いように感じたが、900円という値段設定はどうも納得が行かない。もうちょい具を選らして値段も減らすか、ちょっとしたスープ(飲む用)でも付けてくれれば良いのになぁと思った。

品  名

玉子ぶっかけ麺

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値  段

750円

タイプ

汁なし

醤油

訪問日

2006/12/12

評  価

スープ

 ★★★

30/50

 ★★★★☆

18/20

 ★★☆

10/20

 ★★★

 6/10

総  合

 

64/100

コメント

ガッツリと大盛りのつけ麺が食べたくて訪問したが、新メニューの誘惑に負けて玉子ぶっかけ麺とやらを注文。ちなみにランチタイムはこちらも大盛りが無料で出来るようだ。どんなものか期待して待っていると、出てきたのは讃岐うどんの温玉ぶっかけそのもの。温かい麺の上に刻み海苔、鰹節、青ネギがかかっていて温玉とチャーシューが1枚乗っかっている。そこにタレをぶっかけて絡めて食べるという方式。タレはうどんやそばのつゆの様な味で、麺も他メニューと同じ太麺のため、味わい的にはぶっかけうどんと変らない。タレの味的には特別にうまいもんではないがやはりこの麺はうまい。あったかくてもうまいので今度はアツ盛で食べてみるのもいいかも。具だが、海苔と鰹節は固まってしまいあまり絡められない。玉子もかなり固めの温玉なので麺に絡めて食べるのは無理。チャーシューは冷たくて脂身が多いので全然うまくない。もうちょい具がしっかりしていれば尚いいのになぁと思える内容だった。他にもビビン麺なるものや油そばなどの汁無し系のメニューが増えていてどれも気になる。

品  名

柚子なしつけ麺

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値  段

700円

タイプ

つけ麺

醤油

訪問日

2006/10/25

評  価

スープ

 ★★★★☆

45/50

 ★★★★★

20/20

 ★★★

12/20

 ★★☆

 5/10

総  合

 

82/100

コメント

以前食べた普通のつけめんは柚子が利きすぎっぽい感じが気になっていたので、柚子なしで注文。それでも変らず酸味がとっても強いタイプ。そして胡椒と唐辛子のダブルの辛味が適度に利いていて、食欲をそそる。スープ自体のうまさも以前よりもしっかりと感じられ、確実にうまくなっている感じだ。そして麺。こちらも以前よりうまく感じた。しっかりとしたコシのあるもっちりとした太麺は素晴らしい。季節的なことも考慮されてか、冷たすぎない程度にしめてあり、皿は適温に温められていて麺の温度でつけ汁が冷めないように工夫がされているようだ。ただ量的にはちょっと物足りないかも。大盛りが無料になるのは昼のみみたいだ。一つ残念なことに具はデフォルトだとかなり物足りない感じ。細く切られたチャーシューとナルトが数切れと大き目のメンマが3個ほど入る。どれも味的にはいいんだが、特に肉の食べ応えが全く無く寂しい。今度は味玉、チャーシュー、野菜が追加されるマル特つけめんを頼んでみるかな。スープ割りは以前、とても入れづらい容器で提供されたが、今回は蕎麦屋にある赤い蕎麦湯入れで出されてとても入れやすく改良されていた。そしてやっぱりこのスープ割がうまいうまい。
更に店も改良されていて、入口のビニールだったところがちゃんとガラス張りの壁とトビラが出来ていた。でも前はビニールなのがいい感じだったんだがなぁ。時間が遅いためか客層は飲み会後のサラリーマンや若者ばっかりでかなりうるさい。近くで煙草も吸いまくるので居心地もかなり悪め。立地的にもしょうがないかも知れないが、この味でもうちょっと落ち着いて食べれる店なら更にグッドなんだがなぁ。

品  名

ラーメン

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値  段

700円

タイプ

ラーメン

豚骨醤油

訪問日

2006/10/04

評  価

スープ

 ★★★☆

35/50

 ★★★

12/20

 ★★★

12/20

 ★★☆

 5/10

総  合

 

64/100

コメント

以前つけめんを食べた時にスープ割がとてもうまかったので期待してラーメンを注文。動物と魚介のWスープというにはどちらも物足りない印象。少し力の弱い動物系スープに表面的な鰹っぽい魚介風味が乗っかる感じ。基本路線として好きな味だが、どこか物足りなさを感じてしまう。もっと動物系がどっしりとしていればなぁと思う。麺はつけめんの麺と一緒なのだろうがかなり印象が違う。冷水で締めていない分、キュッとしまった感じが無く少しねっとりとした噛み応え。とりあえずつけめんの麺を入れちゃいました系の感じがしてしまう。元の麺がかなり好きなだけにちょっとガッカリ。ただラーメンも大盛り無料ってのは嬉しい。肉は柔らかいが特に普通のチャーシュー。メンマは太くて歯応えも良くてうまいんだが3本しか入ってない。もうチョイたくさんあってもいいのになぁ。鳴門は彩りだけでなくムッチリとしていてなかなか良い。総評としてやはりつけめんの方が断然好みだ。店名からもとれるように、やはりこの店はつけめんの店のようだ。

品  名

玉子つけ麺

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値  段

800円

タイプ

つけ麺

醤油

訪問日

2006/02/15

評  価

スープ

 ★★★☆

35/50

 ★★★★☆

18/20

 ★★★☆

14/20

 ★★☆

 5/10

総  合

 

72/100

コメント

フジヤマ製麺という店名だけあり、麺は自家製のモチモチの太麺。かなり噛み応えの強いタイプで、麺単品でもしっかりと風味がありかなり旨い。大盛も同金額ということなので大盛にしたが結構なボリュームで食べ応え抜群だ。
これに合わせるつけ汁はとっても酸味の強いタイプ。さらに柚子がかなり強めに利いている。基本うまいのだが、ダシの旨みはあまり感じられないのが残念。最初の温度が低いのか、食べ進むに連れドンドンと冷めていき最後の方は冷たいほどだった。つけ麺の致命的な弱点であり、麺も多いからしょうがないかもだが、器を温めておくなどしてどうにかこの弱点が克服されたら最後まで美味しく食べれそうだ。
具は細切りにされたしっとりタイプのチャーシュー、結構大き目の濃い味メンマ、ナルトの細切りがデフォルトで入る。味玉はつけ麺にしては珍しく最初から半分にカットされて投入されている。でも味は染みていないし、かなり固めの半熟ダシであまり好みではない。
スープ割り用のスープは小さな器に並々注がれて運ばれてくる。熱いし、周りは脂ぎってるしでとっても入れずらい。「空海」のスープ割の入れやすさとは対照的だ。さてスープ割の味の方は、動物の旨みと魚介の風味が見事に取られたスープでかなり好きな味に仕上がる。ちょっとスープの量が少なくて濃いのが残念だが、これはうまい。ひょっとしたらこの店、つけ麺よりもラーメンの方が旨いんじゃなかろうか、と感じてしまうスープだった。
店の作りは何とも奇抜で入口に扉は無く、ビニールのカーテンのようなもので仕切られている。店内も屋台風な作りでテーブルが乱雑に置かれている。食券制ではなく、レジが奥の方にあるため会計を忘れてしまいそうになりそうだ。

地 図 (中目黒)